がん免疫治療が実用化され、併用治療やバイオマーカー、新しいがん免疫治療関連の医療薬品・機器などの開発が世界中で推し進められています。 しかし、これまで日本には、がん免疫を中心とした大規模な拠点は無く、がん免疫関連医療薬品・診断薬・機器などの開発が遅れています。
当センターでは、基礎と臨床研究から生み出されたシーズをいち早く患者さんに届けるために、企業の方々と共同研究することが必須だと考えています。 今後、積極的に企業との研究開発を進めていくために、新たに建設する研究棟（2023年度竣工予定）の各フロアーに企業スペースを設け、基礎・臨床・企業が一体となった、国際的競争力を兼ね備えたがん免疫治療開発を迅速に進めていきます。