共同利用施設
生命科学研究には、高額な研究装置の利用が欠かせません。このため、京都大学は研究施設の共同利用システム「KUMaCo (Kyoto University Management System for Core Facilities)」を整備し、大学内すべての研究者の先端機器へのアクセスを可能にしました。もちろんCCIIの研究者もこの共有施設ネットワークの恩恵を受けることができます。また、CCII側からも、入手困難な特別な研究機器を共有システムに提供することで、京都大学全体の研究環境の向上に寄与する予定です。このほか、シーケンシングの受託や学術情報メディアセンターが提供する高度な計算機設備など、CCIIの研究者が利用可能な大学設備は多岐に渡ります。
医学・臨床研究
近年京都大学では、研究者・科学者による起業を支援するため、様々な角度から多額の資金を投入し、京大発のスタートアップを全面的に推進してきました。CCIIはセンター内での研究活動にとどまることなく、医学部附属病院の臨床部門、がんセンター、ゲノム医学センター、医学研究支援センター、先端医療研究開発機構(iACT)、早期臨床試験を専門に行うKi-CONNECTなど、大学内の様々な部門や組織と連携し、積極的に研究を行っています。